濱口コーチである。
Zは以前から熱心にアラマキッズコーチ軍団に、うちへの不満と陰口を叩きまくり、
もうコーチ軍団もそろそろZの対応に疲れ果てていた。
コーチLINEで訴えても、自分の思い通りに事が進まない為、個別に例の超長文LINEを送って訴えたが、それでもZの為に腰を上げる人が居なかった。
実際たまにしか練習に来ないコーチも多く、私が誰なのかさえ知らない人もおり、そこにうちの文句を言ったって、彼らが判断に困るのも無理は無い。
「もう俺たちには分からない💧ぽんじろう家とZさんの件は濱口くんに任せる❗」と、
濱口コーチはコーチ軍団から丸投げされた💧
濱口コーチは保護者からの信頼が厚く、保護者達からの強い要望で、保護者会会長となった人である。
組長は行き場の無い怒りを、濱口コーチに吐露した。
それをきいた聞いた濱口コーチは
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そう言って先生のとこに出掛けて行った。
《 数分後 》
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アラマキッズには、
Zの様にコーチ資格を持って指導に当たる人、
子供をアラマに在籍させている親が、有志で指導してくれる、保護者コーチの2パターンがある。
濱口コーチは後者である。
自分より若く、自分より後から来た、
しかも資格も持って無いコーチが、
自分より子供から慕われ、
しかも自分より母親達から好かれて居る事が
Zの嫉妬心に火を付けた。
実は、私がアラマに現れるまで、
Zのいじめ&嫌がらせのターゲットは
濱口コーチだったのである。
Zは自分より人気のある人間が嫌いだ。
Zは自分より目立つ人間が嫌いだ。
生きてる年数以外に勝てるところが無いZは、
濱口コーチを何とかアラマから追い出そうと、必死に情熱を注いで努力した。
こう書くと何だかきれいに聞こえるが、中年男の嫉妬にまみれたいじめは、
想像を超えるものだった。
(いじめ&嫌がらせの詳細は第2章に収録)
余談を挟むが、
男性 嫉妬深い でググると、こんなデータが引っ掛かった。
もう、そのものズバリ、濱口コーチに対するZの事が書いてあるので、見付けて読んで一人で大笑いしてしまった(笑)
そりゃ自分より人気があれば、不安と恐れも出るだろう(笑)
コミュニケーション能力と人気は確実に濱口コーチに負けるからね💧
さて、ここからが濱口コーチと、うちの違うとこなんだが、
何故まだ濱口コーチが生き残っているか❗❓
濱口コーチも「じゃあもう辞める」と、コーチ活動を休止した期間があった。
他の人ならそのままフェードアウトするか、一般の保護者として残るかどちらかだろう。
ところが❗❗
「濱口コーチが辞める❗❓」
「何で❗❗」
「誰があんな良いコーチを辞めさせるの❗❗」
濱口コーチを復帰させる為、立ち上がった人たちが居た❗
何と、濱口コーチを慕う母親達がそれを阻止したのである。
(そのお母さんグループは、見た目が若く、濱口コーチと話してるシーンが多かったので、私が勝手に「濱口ギャルズ」と呼んで居た💧皆さん、気を悪くしたらごめんなさい💧)
そしてZは、濱口コーチを潰すという事は、この濱口ギャルズを敵に回す事になると、
ようやく気付き、追い出すのを止めて、仲良くなって手なずけようと作戦変更したのだった。
《 続く 》