今日は部活の無いへちょも連れて、豆太郎の朝練にやって来た。
大体タイムトライアルをやる時、へちょとお豆のタイム差分、へちょが後攻で時間差スタートする。そうでないとへちょにぶっちぎられるので、お豆がごねるのだ。
エコールでアップを始める2人。
ところが、驚いたことにいざスタートになったら…
と、お豆が言い出した
するとへちょは
こちらもまた驚いた💧
豆に対しては自信の塊だったへちょが、豆に脅威の片鱗を見付けているのだ。
と思いながらも、
「あぁ、へちょも馬鹿じゃないんだな」と思った。
あの駒沢の予選敗退から、へちょは今ひとつへちょらしさがない。
お豆は正反対に、全く記録が伸びなくても地道に続けて来た努力がタイムとして現れ始めている。
手を抜いても余裕勝ち出来た相手の豆が、着実に力を付けて来ている。
へちょにもそれが分かるのだろう。
そしてスタートである。
まずは下り。
豆1人の練習の時より全然速い速度で下って行く。
下った直後の1番平坦な道。
豆はまだへちょについて行く。
あと少しで心臓破りの坂に差し掛かる頃、豆とへちょの差が開き始めた。
梅マラソンコースの名物、心臓破りの坂。
差はかなり開いている。
ここで豆を抜いて、車をへちょの後ろに付ける。
へちょは安定して速い。スタート時と何も変わらずリズミカルに足を運んでいる。
そして下り坂を全速力で下って行くへちょ。
下り坂は姿勢を後方に倒してブレーキをかけながら走る選手が多いが、へちょは違った。
姿勢は直立のまま、足の回転速度上げているる。
下り坂を惰性で下っているのではなく、走っているのだ。
豆にこれをやらせようと、下り坂でいつも私は檄を飛ばすが、なかなか出来る様にならない。
心臓破りの坂を超えた後、足の回転を上げて、足をもつれさせずに走るのは容易ではないからだ。
それにまず恐怖心がある。
この速度で転んだら、絶対に無傷ですまない。下手したら顔から行く。
へちょの足の回転の速さは、へちょの大きな武器なんだと改めて感じた。
ゴールしてみると、2人とも自己ベスト更新していた。
豆はゴール直後にくたばっていたが、へちょはジョグを終えた後の様に普通に会話し、歩いて車に向かっていた💧
確かに豆は速くなった。
強くなった。
しかし❗
お豆の挑戦はこれからも続く。
《おしまい》
さて、本日の1枚は【おばあちゃんちでお迎えを待つぽんちゃん】
韋駄天娘から送られてきた📸である。
皆は敷島へ行き、ぽんちゃんは置いてけぼり。皆が迎えに来るのを出窓に立って外を見ながら待っている。
可愛らしい後ろ姿。今だけ
ではまた