㊤群馬代表❗布施川大吾&溝口大和❗❗’24_関東中学陸上大会男子800m決勝

陸上記録会・練習会

共通男子800m

群馬代表からこの2名が決勝進出を決めた。

私自身がアラマキッズを愛し、また溝口大和のファンである事、あとはこの要因が1番大きいが大人気ない事から、

実は、

しかし❗

今日この瞬間は…

布施川大吾…

お前が群馬に居てくれて…

敷島や浜川で見る布施川は、常に圧倒的で

大会新を塗り替えた時でさえ余裕があった様に見えた。

中学生らしからぬ完璧なフォームを持ち、布施川のフォームは2周目後半だろうが、抜き返しのスパートだろうが、決して崩れない鉄壁の「熊本城フォーム」だ。

また400を走らせても速く、布施川と走る他の中学生を見ると、それはまるで神に挑む人間の様に思えた。

無論、今日の優勝候補である。

共通男子800m決勝

号砲

全員スタート❗❗

開始して50m。

ああ、今日の大和はダメだ、そう思った。

昨日の予選の時とまるで違うフォーム。

体調が悪いのを押して出場しているか、昨日の疲れがかなり残っているのか。

午前中既に一試合終え、二試合目のゴール直前の時みたいなフォームだ。

「大和は勝てない」そう、直感した。

下手したら走り切れないかもしれない。

一体どうしたんだろう。

各県代表がスタートして、オープンとなった。

布施川を先頭にして集団が出来上がった。

大和は3番手に付けている。

第4コーナーを回ってホームストレートにさしかかる。

ここから大和が遅れ始める。

やはり不調なのだと確信した。大和はどんどん後退して行く。

2番手3番手の選手の表情からは、「何とかあの布施川をとらえたい」という思いが伝わって来る。

しかし布施川はその速度をゆるめることなく、また誰も布施川の先頭を代われる事無く1周目を終えた。

1周目  57秒

もはや400m走のタイムである。

2周目の第2コーナー。

1位を独走する布施川と、ついて行こうと必死に走っていた大和が、初めて枠に収まらないほど間が空いてしまった。

大和、どうしたんだ❓

《 続く》

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