女子砲丸投げ。
これもね、元はそんなに興味がなかった。ただ関東大会で初めて皆川美佳を見掛けて、その圧倒的な強さに感動した。
「ああ、文句無しに格好良いとはこういう事を言うんだなぁ」と思った。
ところが関東大会で、女子砲丸投げの表彰式を見ると、名前を呼ばれて表彰台に立ったのは可愛らしい少女だった。
予想外で驚いた💧
その日の駒沢からの帰り際、たまたま皆川美佳の近くを通った。私は初対面であるにも関わらず、
「優勝❗おめでとう❗❗」と声をかけた。
彼女は一瞬少し驚いたが、直ぐに笑顔で
「ありがとうこざいます❗✨」と言った。
イヤイヤ💧
砲丸投げ女子がゴリラなんて誰が言ったんだ💦
初めて近くで見た皆川美佳は、ゴリラとは程遠く、ポニーテールのよく似合う女の子だった。
次はもちろん福井である。
群馬県を表彰台に上げるのは、男子800mの布施川、そして女子砲丸投げの皆川、確実なのはこの2人だと思っていた。
ところが仕事の都合で女子砲丸投げの日は、既に群馬に戻って居なければならず、動画での応援となった。
皆川美佳10cm差で準優勝となった。
それでもよくやったと思う❗
皆川美佳が同じ群馬県民で、私はとても誇らしい❗✨やはり皆川美佳は格好良い❗
そして今日U16女子砲丸投げである。
あっという間に優勝して終わってしまった💧
他選手の戦闘意欲を削いでしまいそうな圧勝ぶり。他の追随を許さない、ダントツの優勝であった。
既に国体の群馬代表にも選ばれている✨
これから先も、どこまでも輝いて欲しい✨
そして場所は変わって、ここはバックスタンド側である。
なぜかコイツまでついて来た
豆:「棒高跳び見に来たんでしょ~❤」
やけにご機嫌だ💧
福井でファンになった、小川を見に来たのである
バックスタンドに着いたのは、記録会の真っ最中だった。
私が観戦したのは、3m60くらいの高さから。
全国3位の小川は4m未満は全てパスした。
この時残っていたのは
前橋東の中川祈(2)、佐藤朔人(3)榛名中、戸部佑哉(3)樹徳だったと思う。
榛名中の佐藤は地元だから応援したいし、福井では早々に脱落してしまった戸部も頑張って欲しい。
曲者なのは農二だ。この高校生男子の体格が既に大人と同格。まだ見た目で中学男子と分かる小川が、どこまで対等に跳ぶのだろうか。
まず戸部が3m90で脱落。続いて4mで榛名中の佐藤も消える。
唯一2年で残った前橋東の中川の3本目のトライ。これは助走を見ていて思った。
小川と全然違う。
今回は跳べない。
小川が走り出す時、まるで平均台の上を滑走するかの如く、一直線に助走して来る。
左右のブレや無駄が無い。
今回、中川は身体を左右に振ってしまっている。軸を上手く取れてない。
小川が100mの短距離ランナーで、中川は10,000m走のランナーが走る、ラスト100mの走り方。
もう体力が残ってない。
そう感じた。
そしてバーは落ちて、中川が4mで幕を閉じる。
ここまで何トライも重ねて来た中川は、バーが高くなるほど疲労がたまる。
しかしパスして来た小川は疲労が微塵も無い。
群馬王者小川塁土は、4m20から参戦。農二の高校生さえも降し、これが当然であるかの様に優勝を決めた。
小川塁土のバーの高さ4m時の跳躍。
出発して着地するまで、動作の全てが繋がっていて美しい。
この時、男子100mがホーム側で同時進行していたが、アナウンスは棒高跳び完全無視女子砲丸はアナウンサーがフィールド側もアナウンスしていたが、トラックだけアナウンスして、フィールド放置は良くない。
アナウンスがあれば試合中のモチベーションも違うだろうし、多分あのタイミングでアナウンスが入ってたら、私は中川は跳べてたと思う。
疲れてる時の気力維持に即効性があるのは、声援と期待だから。
U16男子棒高跳びは、今回も小川塁土が群馬の頂点を極めた。
棒高跳びも雨が降って大変だった。
みんな風邪をひかない様に。
フィールド競技組、お疲れ様❗✨
《おしまい》