今回のお題は、関係者はもちろん、知ってる人も気になる題名だろう✨
ここ沼田の中村塾に来てみて、保護者と話したり先生に話し掛けられたり、練習を見たり、色々経験して行く中で、
荒牧先生率いるアラマキッズと中村先生率いる中村塾が
全然似てないという箇所が目につく様になった。
そして今回反省に近いくらい痛感したのが、
ということ。私は「中村塾」、つまり中村先生にそもそも先入観があった。
もちろんマイナスの先入観である。
中村塾にはへちょの同期、「利根の怪物 高崎朋香」が居る。
2021年からアラマキッズ女子の優勝をことごとく阻み、唯我独尊状態で中長距離の小学生女王として君臨した少女だ。
そして今年、女子1,500mで全中記録を突破した「俊足のおやゆび姫 笠原心桜」も居る。
この2人が所属するのが中村塾、というだけでも知る人ぞ知るメジャークラブなのに、敷島に登場する時の中村先生自身もまためっちゃメジャーなのだ💧
独特の声掛けとその声、多分みんな一度は見た事も聞いた事もあるはず💧
(私はそこに惚れて、お豆を入部させたんだけど(笑))
それから来るイメージと、色々なとこからの噂話(ここの比率がデカいかな)、プラス 閻魔大王的な外観の要素が足されて、私の中で先入観が成長していった。
しかし敷島で見掛ける中村先生が、どうしても噂の通りの人には思えなかった。
怪物の母しょうこちゃんから聞く話も、私の先入観とは違う中村先生の姿だった。
「噂話の真偽は置いといて、まずは自分が今見てる中村先生を信じてみよう」と、私は中村塾の門を叩いた。
その結果、先入観はやはり先入観でしか無く、自分の目で見て感じた事が本物だと確信したのである。
そこで❗
私の主観による比較結果だが、とりあえず見てって欲しい
さァ❗行ってみよう✨
比較① クラブとしての規模
アラマキッズ
とにかく大所帯だよね〜💧
荒牧先生と話しているとヒシヒシと感じるんだけど、荒牧先生は実は人数にナーバスなのである。
在籍児童が100人以上居た時はそりゃあ自慢していたし、更新する子供が減って80人程度になった時はガッカリしてた。
人員が増えれば、駅伝とかの出場チーム数も多くなるし、先生には規模の大きさが、そのクラブのステイタスという価値観がある印象。
余談だが、
「今年は人数が多くて、俺はやる事が増えて毎日大変なんだ❗」と先生が私に言った事があったけど、
「自分のキャパを超えて人を入れるからでしょ。だから自分の手に負えなくて、Zに弱み握られて、私や他の親がZに脅迫されても見て見ぬふりしたんでしょ。」と言ったら、黙ってたのを思い出す。
《ぽんじろうの斬鉄剣のつぶやき》
中村塾
何人居るんだろう。小学生が7~8人❓中学生が10人くらい❓
規模は全然小さい。陸協登録してないクラブだから、公式の大会や記録会に参加出来ないのがマイナス要素。
アラマキッズは荒牧先生だけでは回せないので、有志のコーチ達が居るが、中村塾は中村先生1人で指導に当たっている。塾生が多くないので先生1人でも回っている。
練習内容
アラマキッズ
ペース走、インターバル走、タイムトライアルのどれかかな。
動き作り・サーキット系・ラダー・ミニハードル等のトレーニングは一切やらない。
アラマのコーチはその必要性を訴えているが、荒牧先生が頑なに許可を出さない。(ちなみにラダーもミニハードルも備品は全部ある)
アラマ在籍時に私も直接荒牧先生に訴えたが、「そういうトレーニングをやりたければ、家で自分の子供にやってくれ」と言われて諦めた(笑)
全く聞く耳を持たない。
とにかく走り込み至上主義。
どんなトレーニングも走り込みに勝る練習は無いというのが先生の持論だ。
ここが「昭和」だと言われる所以なんだと思う。
しかしそれでもアラマのアップは素晴らしい✨
動き作りのトレーニングの一端を担っている。だから考案したのは荒牧先生じゃないと、私は確信してる。
先生にアップを考えさせたら、絶対にラジオ体操の一択になるだろうから。
中村塾
今、群馬の陸上と言ったら、中学は荒砥、高校は共愛では無いだろうか。
その陸上強豪校である共愛の陸上練習会に、中村先生は参加している。
共愛が結果を出しているのは事実なので、その練習はどうしているのか、見学・視察に行っているのだ。
私自身、周りの子供に陸上練習の面倒を見ることがあるが、練習しても練習してもタイムが停滞して伸び悩む子供も多々居る。そんな時に「努力した分だけ結果に繋がります様に」といつもいつも願う。
勝手な推測だが、中村先生も同じなのではないだろうか?
だからこそ、
子供の努力が実るために「より良い練習方法」を模索し、得られる機会があるなら出掛けて行って貪欲に学ぶのではないかと思った。
20代の人だと、この行為の凄さというか、ハードルの高さが分からないかもしれないが
例えるなら、
中村先生の年齢は、
LINEを使ってコミュニケーション取れるだけで、携帯電話ミドル級王者として扱われる年齢である。
新しく物を覚える事が億劫になり、挑戦する事に意欲が無くなる。
その年代の人が練習方法を学びに行ってるのだ。
心から感謝すると共に敬意を表したいと思う。
共愛学園の中等部は短距離に力を入れ、高等部は中長距離の強豪である。
動き作りのトレーニングや、ダウントレーニングなど、お豆がユナイテッドで習った事と同じ事が課されている。
《 続くよ 》
コメント